頑張らないアウトドアクッキング – エスビット・ポケットストーブでカレーうどん

河原で広い空の下、少し手を動かして食べ物を用意し、温まりたい。頑張って調理して満足感を得るとか、見せびらかすとかではなく、かといってコンビニで買ったパンをただ頬張るだけでもなく——そんな気持ちになることが、季節に1回くらいあります。

今回も、アクセスがよく便利なわりに人が少ない、小田急線・新松田駅近くの酒匂川と川音川が合流するあたりにやってきました。

エスビット・ポケットストーブ、バーナーパッド、クッカー、風防、固形燃料、ライター、そして箸があればOK。とりあえずお湯を沸かします。

今回食べるのは、スーパーで買ってきた袋麺「マルちゃん カレーうどん 甘口」です。なんか昔っぽいパッケージですよね。

袋の中でふたつに割ってクッカーに……入り切らん。あわてて4等分に変更します。

スープの素を投入。以上!と言いたい気持ちもあるのですが、さすがにちょっと寂しいので、具を用意しました。

シーチキンです。いちおう、オイル不使用のものを選択してバランスを取ります。

のせるか、混ぜるか、どうしよう。

混ぜた。というわけで、出来上がりです。

冬の河原で食べるインスタント麺は、どうしてこんなに満足感が得られるんでしょう。

いつも始動が遅いから、食べ終わる頃には日が傾いています。富士山のシルエットを眺めて、小田急線で帰路につきました。

投稿者: wagtail_sugai

須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれの町田市育ちで、現在は川崎市在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。クロスバイクと小田急ロマンスカーが好き。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。