高知・とさでん交通の路面電車

高知県宿毛市に出張する機会があり、経由地である高知駅で時間の余裕を設けて「とさでん交通」の路面電車を見てきました。

高知駅から南側の駅前広場に出ると、さっそく桟橋線の電車が高知駅に到着するところでした。

到着した600形電車は、とさでん交通の最多勢力。このあと、折り返しの桟橋通五丁目行きになります。

大きなパンタグラフが、かっこいい。

はりまや橋までチョイ乗りして、交差点で路面電車の写真を撮りました。南北に走る桟橋線と、東へ伸びる後免線、西に伸びる伊野線が交差するので、頻繁に電車がやってくるのです。

こちらの600形は先ほどのとは異なる古いカラーで、ローカルな魅力を振りまいています。

こちらの200形は600形に次ぐ在籍数で、頻繁にやってきます。車内はまさに「昭和レトロ」です。

ときどき、最新の低床車両もやってきます。これは3000形です。

かと思えば、名古屋鉄道から譲り受けた赤い590形がやってきたり。

この590形、パンタグラフがひときわ大きい!

高知市内の停留所を行き来するなら、市内用の電車一日乗車券(市内均一区間乗り放題)が便利。ふつうに乗ると市内均一200円なので、3回乗れば元が取れますし、市内の移動だけなら乗り継ぎのことも考えずに済みます。

次に機会があれば、もっと時間をとって乗ってみたい路面電車です。

投稿者: wagtail_sugai

須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれの町田市育ちで、現在は川崎市在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。クロスバイクと小田急ロマンスカーが好き。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。