SERFASの回転機構付きの自転車用スマホフォルダーが必要にして十分だった

自転車で知らない土地を走っているとき、スマートフォンでGoogleマップなどを見る機会が多い。個人的には、ナビゲーションがほしいとは思わないが、現在地がどこなのか、目的地がどの方向なのかは、わりと頻繁に確認する。

結局のところ、スマートフォンでGoogleマップを見るのが手っ取り早い。ポケットのiPhoneを出したりしまったり——というのは面倒だから、自転車にスマートフォンフォルダーを取り付けて、停止中にすぐ操作できるようにするのが現実的なやり方だ。

いま私が気に入って使っているのが、SERFAS(サーファス)の「フォーンフォルダー [PH-1]」という製品。

伸縮性のあるシリコンでできた、「よくあるタイプ」のスマートフォンフォルダーではある。

回転機構があって、縦でも横でも利用可能。また、ハンドルバー等へ固定する部分の対応径が広く、シティサイクルのハンドルバーから、スポーツ自転車のハンドルステムまで取り付け可能だ。ただ、ステムが四角い形状だとフィットしないだろう。

私自身は、縦位置で使って停止中にGoogleマップを見るのがほとんどだ。行きたい場所と経由地をあらかじめGoogleマップのマイプレイスでリスト化し、それをマップ上に表示させておけば、信号待ちのときなどに現在地と目的地を大雑把に把握できる。

最近は「いま何km/h出ているか」などもとくに興味がなくなってきたので、この春に購入したMTBには今のところ専用のメーターを付けず、このスマートフォンフォルダーとiPhoneで運用している。また「BRI-CHAN」の取材のように借りた自転車で出かける際も重宝している。私にとっては、必要にして十分だ。

2022年にもなってまだ、スマートフォン片手に自転車に乗っている人も少なくないが、悪いこと言わないからスマートフォンフォルダーを使ってほしい。

SERFAS フォーンフォルダー [PH-1]の価格は、1,870円(税込)。スマートフォンケースとの併用がおすすめだ。

なお、iPhoneの場合は地面と平行になるようにして使うと、自転車に乗っているときの振動が「ヘルスケア」の歩数にカウントされにくいようだ。参考までに。

投稿者: wagtail_sugai

須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれの町田市育ちで、現在は川崎市在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。クロスバイクと小田急ロマンスカーが好き。

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