ゴールデンウィーク終盤の土曜日、事前の予報より天気がマシになりそうだと知り前日にチケットを取った常磐線の特急「ひたち」に乗り込みました。

今回は日帰り旅で、目的は「温泉」と「寿司」。やってきたのは、終点いわきのひとつ手前の停車駅である湯本です。この駅に降り立つのは、18年ぶりでしょうか。

駅舎は既存の建物を活かしてきれいにリニューアルされており、構内や駅前に足湯があるのに加えて、ハワイアンな音楽が流れており、不思議な雰囲気か漂っています。さすが、「スパリゾートハワイアンズ」の最寄駅です。

さっそく、駅から徒歩層分の「みゆきの湯」に向かいました。なんと300円で(タオルもアメニティもなし)、温泉を楽しめます。

湯上がりには、瓶に入ったカフェオレ。こういうの、久しぶりだなあ。
リンク: 湯本駅前みゆきの湯公衆浴場|いわき市役所
リンク: 湯本駅前みゆきの湯|見る・遊ぶ|いわき市観光サイト – いわき市の観光・旅行情報が満載!

その後、フラフラと散策していると「温泉神社」がありました。
鳥居の左にある石碑に、温泉が流れています。

本殿横にも、石碑と温泉があります。触ると、結構熱い!

立派な本殿の周りにいくつも社があり、コンパクトながらも見どころ十分です。

常磐線の普通電車で、2駅先のいわきへ移動しました。いわきは仙台方面と水戸・上野方面との境目となる駅で、磐越東線も発着する交通の要所。昔は「平(たいら)」という駅名でした。
駅前の「ラトブ」という商業施設にある「おのざき ラトブ店」で、ランチメニューの「常磐もの七浜握り」をいただきます。

ネタが紙に書かれていて、親切ですね。
「目光(メヒカリ)炙り」のふわっとした食感が、なんとも印象的でした。サラダの小鉢と茶碗蒸し、お味噌汁がついて1,800円(税込)とリーズナブルで、満足しないわけがありません。
リンク: いわき海鮮寿司 おのざき ラトブ店 – いわき/回転寿司 | 食べログ
その後、いわきの街中を少し歩いた後、常磐線で仙台方面に2駅進んだ四ツ倉に向かい、歩いて海岸まで出てみることに。

きれいに整備された堤防を越えれば、太平洋。いろいろなことを考えながら、砂浜や堤防の上を歩きました。

帰路も、もちろん特急「ひたち」に乗車。
東京駅から往復の特急乗車時間だけで5時間弱、湯本を含むいわき市内の滞在時間が5時間ちょっとと、タイパがよいとは言い難いのですが、ゴールデンウィークの終盤によい思い出となったのは間違いありません。「ひたち」のE657系も、なかなか快適でした。