ホンダが、単気筒エンジンを搭載したバイク「GB350」の情報を先行公開しています。インドで発売されていた「H’ness CB350(ハイネスCB350)」の日本市場向けモデルです。
情報源: GB350先行情報ページ | GB350 | Honda
ヤマハ・SR400の終焉を見計らったうようなタイミングでの登場ですね。

情報源: H’ness CB350 | Honda
クラシカルなデザインをもつ普通二輪クラスの国産単気筒モデルは、各社とも生産中止となってそれなりの時間が過ぎ、ついにはSR400もなくなるという中で、GB350の登場が話題とならないはずがありません。
情報源: GB350先行情報ページ | GB350 | Honda
詳細はホンダのWebサイトや各社の媒体で見ていただくとして、この記事では「ホンダ・GB」について振り返っておきたいと思います。
GBと聞いてすぐに思い浮かべるのは、やはり「GB250クラブマン」です。

こちらは、1983年の12月に発表されたモデル。RFVC(放射状4バルブ方式燃焼室)単気筒エンジンは排気バルブが2つあって、エキパイが独立しているので「ツイン?」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、ちゃんと?単気筒です。
情報源: Honda | 伝統的なスタイルと最新のメカニズムを調和させたスポーツバイク「ホンダ・GB250クラブマン」を発売

1989年にはより洗練されたスタイルになり、1997年モデルまで存在しました。ロングセラーモデルだったのです。
もうひとつ、こちらも忘れてはなりません。

1985年に登場した「GB500/400ツーリストトロフィー」です。ロケットカウル付きの「Mk2」もありました。今見てもたいへん凝ったデザインですが、少々凝りすぎであった面も否めませんでした。
情報源: Honda | 伝統的なスタイルのロードスポーツバイク「ホンダ・GB500/400ツーリストトロフィー、GB400ツーリストトロフィーMkII」を発売

1987年には400がマイナーチェンジ&特別仕様が登場しますが、500はカタログ落ちとなります。400もその後はカタログ落ちし、短命なモデルライフでした。ただ、明らかに「好きな人は、好き」なカタチをしており、90年代の中古市場でも意外と底堅い値動きだったと記憶しています。
情報源: Honda | 伝統的なスタイルの単気筒ロードスポーツ「ホンダ・GB400T.T.」の特別仕様車を発売
久々に帰ってくる「GB」の名前。GB350は、どのように受け入れられるでしょうか。
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