デスクトップ型のMacが「Mac Pro」や「Mac Studio」のようなハイエンド機と、ローエンドの「Mac mini」、そしてディスプレイ一体型の「iMac」だけになって、どれくらいの月日が流れたでしょうか。しかし、M2 Proプロセッサを搭載したMac miniが登場したことで、ピースが埋まったようです。

従来のMac miniが、決して非力な役立たずだったわけではありません。むしろMac miniは初代がデビューして以来、常に「結構使えるMac」であり続けています。
ただ、いくらノート型が好まれるとしても、一体型でもなくハイエンドでもなく、しかし「もうちょっと強力なデスクトップがあればなあ」と願っていた人は、少なからずいたことでしょう。それこそが、欠けていたピースです。

たいていのドキュメントやプロジェクトがクラウドサービス上に保存されるようになっているわけですから、出先でのちょっとした作業はiPhoneやiPadを用いて、じっくりと向き合うときは自宅のデスクトップで——という使い方も、ほぼ問題ありません。

新型Mac miniのM2 Proモデルは、4つのThunderbolt 4ポートを搭載していて、3台までディスプレイを接続できます。スペースさえ許せば、広大な作業環境を構築できるのです。そしてPhotoshopのフィルタも、ビデオのトランスコードも、ゲームのグラフィック処理でも、従来のMac miniを大きく上回る性能を発揮します。
M2 Proモデルは、184,800円(税込)という価格設定で、ストレージを512GBから1TBに変更しても212,800円(税込)。派手な存在ではないけれど、現行のMacラインナップの中では「実はかなり現実的」な選択肢となるでしょう。
リンク: Mac mini – Apple(日本)
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