MTB(マウンテンバイク)で山の中を走る際の、ハイカーなどに対しての注意喚起や熊よけを目的としたベル「timber! MOUNTAIN BIKE BELL」を買ってみました。

ゴムバンドで取り付ける「O-ring Type」と、六角ボルトで固定する「Bolt-on Type」とがあります。私は前者を購入。
レバーの操作で、音が出る状態と消音状態を使い分けできます。

レバーがいちばん上だと、中の球が引き上げられて動かないので、音が出ません。

レバーが押し下げられていれば、球がフリーになるので音が出ます(写真はベルを逆さまにして撮っています)。

レバーは、真ん中あたりで止めることもできます。この状態だと、ほどほどに音が出ます。
とりあえず、舗装路とフラットダートで試してみました。
レバーをいちばん下まで押し下げた状態だと、舗装路、フラットダートともに結構な音が出ました。音色自体はかなり好みなのですが、ちょっとうるさい感もあります。山の中ならこれくらいでもよいんでしょうけど。
レバーを真ん中にした状態では、フラットダートにおいてはそれなりに音が鳴るので、注意喚起としては申し分なし。舗装路では、路面状態がきれいだとふつうに走っている分にはほとんど音がせず、ダンシング(立ち漕ぎ)すると音が出ます。舗装が少し荒れていたりうねっていたりすると、ふつうに乗っていても音が出ます。
いずれにしても、街で「まわりに気づいてもらうためのベル」としては、ちょっと音量が気になるかな……というのが、個人的な感想です(そういう目的のベル自体は、否定しない立場ですが)。もちろん、本来の目的であるトレイルで使うにはよさそうです。
価格は3,300円(税込)。製品情報は下記リンクからどうぞ。
リンク: TIMBER(野口商会)
[2023/1/21 追記] 製品情報ページがなくなっていました。