春にMTBを新調したものの、季節が初夏へと移り変わり、ハチがいるのが嫌で丘陵地帯のオフロードからは遠のき気味な今日この頃。しかし、次の秋冬を見据えて!?ドロッパーシートポストを導入しました。

ドロッパーシートポストとは、サドル(シート)高を簡単に上げ下げできるシートポストのこと。今回私は、SDGというメーカーの「TELLIS DROPPER POST」を購入しました。調整範囲が150mmあります。


こちらが、いちばん高くした状態です。ドロッパーシートポストを装着する前の、このMTBを買ったときのサドル高に合わせてあります。


これが、簡単な操作でここまで低くなります。
レバーを操作して体重をかければサドル高が低くなり、腰を浮かせれば高くなります。ちなみに手で押したくらいでは、下がりません。降車状態では、腕で体重をかければ下がります。

レバーは、ハンドルの左側に取り付けられています。私は比較対象をもっていないのでわかりませんが、ショップによればレバーの操作感は想像以上によいとのこと。
サドル高が簡単に調節できることで、オフロードの下りで腰を後方に落とすといったように乗車姿勢を変える際にも、サドルが邪魔になりません。オフロードだけでなく、丘陵地帯の里山なんかにある細くて曲がりくねった急な下り坂でも有効です(自分の場合こっちが多い)。本当に、もっと早く買えばよかったと思いました。今まで、どうしてもサドル高を買えたいときは、一度止まって工具を使っていたわけですから。
「ドロッパーシートポストは必須」っていうのは、こういうことだったんですね。
また、ドロッパーシートポストは街乗りでも結構便利です。信号待ちのときや乗り降りのとき、サドルを下げてしまうことでとても楽になります。いちいちサドルの前に降りなくてもよいなんて、横着と言えば横着ですけど、これは戻れません……。
ドロッパーシートポストを買う際は、自転車によって「付く/付かない」があるのでショップに相談しましょう。
●SDG TELLIS DROPPER POST
価格:35,200円(税込)
リンク: SDG Componants エスディージーコンポーネント – 株式会社エイアンドエフ | 世界のアウトドア用品を45年輸入販売