モンベル製品で「ウインドストッパーグローブ＋インナーグローブ」を試す

みなさんは、冬のサイクリンググローブにどんなものを使っていますか？ 私はいま、防風素材のグローブとインナーグローブの組み合わせを試しています。

こちらはモンベルの「ジオライン L.W.グローブ」。使いはじめて少し時間が経っているので、そこそこ毛羽立っていたりほつれたりするのは、ご勘弁を。

製品名にあるとおり、モンベルの吸水拡散性素材「ジオライン」を用いています。保温性もありますが、風通しはいいのでコレだけではサイクリンググローブとしては使えません。

インナー専用というわけではなく「薄手でインナーグローブとしても使える」という立ち位置ですが、今回はこのグローブの上から、もうひとつグローブを着用する前提です。ちなみにタッチパネル操作対応で、ふだんの手袋としても、もちろん便利ですよ。

外側のグローブは、こちら。同じくモンベルの「ウインドストッパーサイクルグローブ」です。防風・防水素材（完全防水ではない）の「ゴアテックス インフィニアム」を用いています。

パッド付きです。また、タッチパネル対応とも謳われています。このグローブには中綿が入っていません。

もともと中綿入りのウインターグローブを持っていたのですが、それを買い替えるにあたって、モンベルストアのスタッフに話を聞いたりしつつ「ウインドストッパーグローブ＋インナーグローブ」の組み合わせを試してみることにしました。

気温が10度を超えるくらいの陽気で、かつ日中しか乗らないのでれば、ウインドストッパーサイクルグローブだけで出かけ、グッと冷え込む日にはインナーグローブとしてジオライン L.W.グローブを着用。場合によってはジオライン L.W.グローブを着けたり外したりして調節しようというわけです。

そのためには、フィット感が重要になります。ウインドストッパーサイクルグローブのジャストフィットよりもワンサイズ上を試着してみたところ、幸いシフトレバー等の操作に支障が出るレベルではなさそうでした。このとき「ブカブカすぎるな〜」と感じたら、今回の計画はボツだったでしょう。

ジオライン L.W.グローブは、ジャストなサイズを選択。重ねた状態での試着もさせてもらい、これなら使えるなという感触を得て、両方とも購入しました。人によっては「重ねて着用したらゴワゴワするな〜」と感じるかもしれません。この組み合わせに限らずグローブ全般に言えますが、店頭で実際に試して購入するのがおすすめです。

購入後、実際に「気温が10度を超える日中」や「8度以下の日（かつ夕方に向けて徐々に寒くなる）」で着用する機会がありました。前者では、個人的にはウインドストッパーサイクルグローブだけで十分でした。後者ではとくに日が傾くに連れてウインドストッパーサイクルグローブだけでは寒く感じ、携行していたジオライン L.W.グローブを途中からインナーグローブとして着用しました。

裏地にフリースが用いられたグローブと比べると、すぐれた着用感を謳うジオライン L.W.グローブと言えどでも、ザラッとした感があるのは否めません。一方、中綿入りと中綿なしの両方を携行するよりはスマートだな……という感想です。ちなみに重ねて着用した状態でも、iPhoneにパスコードを入力してロック解除ができました。さすがに細かい操作は無理でしたけど。

ジオライン L.W.グローブ：1,760円（税込）
リンク: モンベル ｜ オンラインショップ ｜ ジオライン L.W.グローブ

ウインドストッパーサイクルグローブ Men’s：5,390円（税込）
リンク: モンベル ｜ オンラインショップ ｜ ウインドストッパーサイクルグローブ Men’s

ウインドストッパーサイクルグローブ Women’s：5,390円（税込）
リンク: モンベル ｜ オンラインショップ ｜ ウインドストッパーサイクルグローブ Women’s

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ところで、毎朝、地下鉄を降りて大きな交差点に立つと、自転車通勤の人がたくさん通り過ぎていきます。驚くのは、素手で乗っている人が結構いらっしゃるということ。私はこの季節、ふだん使いの街乗り自転車に10分乗るだけでも素手なんて無理……。寒くて感覚が鈍るし、万が一転んで地面に手をついたらケガするしで、素手でよいことなどほとんどありません。ぜひ軍手でも構わないから何かしら手に着けて、寒さ対策とケガの予防をしてほしいです。

（2022/2/10：一部の表現を修正しました）

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